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作家が愛する犬たち
雨降りが続きました
みなさん厚着になったようですがまだ半袖の人もいるようです(~o~)
さていよいよ読書の季節ですね

奥田英朗の「サウスバウンド」を借りたいと思って出かけたら
丁度近くの小さな図書館にありました
直木賞作家の奥田さんの作品は等身大の人間が描かれていて好きです

この小説は小学校6年生の少年の目線で語られており元過激派のダメな父親が
沖縄に住んで一転して生命力溢れる人間になるという家族物語のようです
そして今回映画化されたので是非読んで見たいと思いました



inu4.jpg

そしてたまたま一緒に借りてきたのが「作家の犬」
若い人には余りなじみのない作家が多いかもしれませんが
いわゆる文人たちの愛犬が紹介されています

実はこれが結構面白いので少し紹介します





inu1.jpg


犬というものはその言葉を持たない。
余計なことは言わないから
犬に対しては人は無限の愛情を注ぐことができる。
無条件に、無警戒に、ただ愛することができる。
犬を飼うよろこびの最大のものは、
そういう絶対的に愛するこのとできる相手が、
そこにいるということなのだ

 … 中野孝次 - 「老いきたる」より


「言葉なんか覚えるんじゃなかった」と呟いた詩人…
人は言葉という鎧で人を遠ざけ言葉という武器で人を傷つけてしまう
言葉がなくても理解し合える犬たち
そんな犬だから信頼し合えるのかなぁ~




inu2.jpg


私は人なつつこい犬でも
お世辞使ひの気持ちの強い犬は好きません。
余りに気持ちの上の交渉を強いて来るので面倒になります。 
寧ろ普段は無愛想な位落ち着いてゐて
本当に喜んだときだけ
それを現して呉れるような犬が好きです。

志賀直哉 - 「蓄犬に就いて」より


やはり自然主義的な白樺派の作家らしい言葉ですね
官僚や権力に媚びるのは人間だけのような気がしますけど…
ルークにはもう少し愛嬌があってもいいような




inu3.jpg


私たちにとって犬たちは家族である。
自分の子供と同じである。
しかも犬達は飼い主にとって永遠の子供なのだ…
そう、だからこそ犬たちがいとおしいのだ
彼等は唯ひたすら私たちが帰って来るのを待っている。
永遠に待ち続ける人生なのだ

池田満寿夫 - 「しっぽのある天使 わが愛犬物語」より


犬が欲するものといえば
ごはんとお散歩、ときどきおやつ…
そしてお気に入りのおもちゃがあれば幸せ…たったそれだけ
無垢な魂のまま老いていく犬…永遠の子供ってすごい





inu5.jpg


私は親にもうち明けられぬ心の傷を
(子供だって心の傷があるのだ)
クロにだけうち明けた。
そんな時、クロはじっと濡れた眼で
私を見るのだった。
犬が人間の心を理解しえないと
私は絶対に思わない。

遠藤周作 - 「犬を飼えない不幸」より



作家の愛犬の種類もいろいろなのでそれも楽しめました
(残念ながらダックスはいませんでしたが…)

犬との付き合い方…
人も犬も幸せになれるようなそんな生き方がしたいなぁ~

眼と眼で心と心で語り合える犬達…
作家の孤独な魂を癒したに違いない犬達…
久しぶりの図書館…そういえば秋もいよいよ深まっているようです


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[2007/10/02 06:25 ] | 徒然 | コメント(2) | トラックバック(1)
<<わが輩は忠犬リキでしゅ | ホーム | 公園で知り合ったお友達♪>>
コメント
う~ん、やっぱり、daisyさんのブログはステキ!
作家さんたちの言葉、うなずきながら読みました!
エルマー君とルーク君のお写真が
本当の挿絵(挿写真??)みたいで
とってもよかったです~(^^)
2匹の、幸せそうな表情がいいですね!

「作家の犬」
今度、本屋に行ったら探してみます!
いつも色々教えていただいて、感謝のポチ★
[2007/10/02 22:43]| URL | まいこ〜 #1E8bejGA [ 編集 ]
まいこ〜さん☆
本屋さんとか図書館でもという字に目が行ってしまいます
「作家の犬」に使われている写真ですが
作家の知られざる日常が見えてそれも面白かったです
みんないい笑顔で写っていましたよ~
是非手にとって見てくださいね♪
[2007/10/03 03:40]| URL | daisy #LBtx1D1U [ 編集 ]
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日本人はなぜ戦争をしたか―昭和16年夏の敗
 この国は62年前敗戦している。戦争の本や映画はなぜか美しい音楽と、死にゆく人々のてがみなどは人は一つはすばらしい詩を書くのように、涙をさそう。しかし、戦争は美しくない。残酷なものなのだ。現実をここに少しでも書き残して調べつくしてくださった猪瀬さんに感謝し
[2007/10/17 09:50] | りなのブログ
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